はじめの作業3:メインパイプの下準備
(1)治具をあわせる
治具(パイプを仮に固定する道具)に造るフレームのスケルトン(寸法)をセットする。このとき季節的な要因(室温とか)や使う材料の特性にあわせた補正値分だけ引いたり足したりしているそうだ。そうしないと図面通りのフレームにならないそうだ。やっているのを見ていても寸法をセットしてからちいさなハンマーで「コンコン!」ってやっているだけなんだけど?!?!?
なにごとも経験なのだ…
(2)パイプをカットする
各部のパイプを治具から割り出した寸法にカットする。以前は割り出しに完全な図面を起こしていたが、現在使用の治具にしてからその場で割り出せるので便利になったそうだ。パイプの接合部分のRを削るのが大変そう。 左の写真のようにきれいなフィッティングになるまでこの作業をくり返す。
(3)ダボをあらかじめつけておく/エア抜きをあける
ボトル台座、Wレバー台座、アウター受け等の台座はパイプの状態の時につけておく。このとき低温の銀ローでパイプに歪みが出ないように慎重に行う。またロー付けで両端が閉じてしまうヘッドパイプとシートパイプにエア抜きの穴をあける。そうしないと熱で膨張した空気が外に逃げようとして毛細管状に穴(様は富士山の風穴の出来方と一緒だ!)が開いてしまうそうだ。