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第三章:フレックスタイムと時差通勤
レポート:某トレンクルオーナーとトレンクル6500
このストーリーはペガサスサイクリングクラブに寄せられたメールを元に本人の了解をえて個人名などに関わる部分および、入手〜実走までの口頭部分等事実に基づき加筆修正を加え構成しました。(ペガサスWeb担当)

第1節:入手にいたるまでの経緯
 わたくしは小平市にすむMSと申します。仕事は高輪にある会社に勤めるごくごく普通のサラリーマンです。トレンクルを最初に見たのは新宿駅でのデモンストレーションでした。この時は正直申し上げて「ちょっと高いな」と躊躇していたのですが、気にはなっていました。そして何気なく検索エンジンで見つけたペガサスさんのページが御縁で思い切ってトレンクル6500を買いました。私のボーナスはペガサスHgさんと同じでi-Macがトレンクルに化けてしまいました。(i-Macは値下がりしましたがトレンクルは最軽量のままで「ほっ!」)

 当初の購入動機は「ちょっと使える金属製おもちゃ」のつもりだったのですが、ふと健康的で個人的にはファンである松嶋菜々子さんのCMで早起きをしてひと駅歩く通勤ストーリーが頭に浮かびました。

第2節:フレックスタイム/時差通勤
 私の職場は「高輪」で五反田駅でも品川駅でも便利なような不便なような立地に有ります。しかもちょっと自慢ですが「フレックスタイムの日」が有るのです。「これしかない」今度のフレックスタイムの日が実行日!と心にきめる。前日に通勤荷物が少なくなるように設定?しました。

 平成11年1月某日今日は「自称世界初トレンクル通勤」の実行日。普段の日ならJR武蔵小金井駅が最寄りなのですが、通勤路誘惑の第一難関?玉川上水のところでついつい右へ。これはペガサスさんのWebページのいけない?影響か。。。。鼻歌混じりの快適な通勤サイクリングだったけど何となくこのまま会社に行かなくなってしまうのではと我にかえり境橋よりJR武蔵境駅へ。駅前でトレンクルを袋につめるが視線が何となく恥ずかしい。袋につめたトレンクルは思った以上に軽く、駅の階段でも楽々だ。トレンクルより大きい荷物をもっている人だってたくさんいる。
 そしてトレンクルと共に電車に揺られJR目黒駅で降りる。いつもは五反田駅なんですけど白金台経由で会社までいってみようと思ったからです。目黒駅前で組み立て会社へ向かいました。普段は無意識でも何となく頭の隅では「めんどくさいなー」なんて思っていた会社までの道のりも今日はなんかうきうきしている。通勤している感覚が全くないし、なんか日曜日みたいです。そして会社に着く。ここで少し気を取り直し「今日もガンバルゾー!」。会社の人からは変わり者扱いを受けるけどみんな羨ましそうでした。

第3節:いろいろ
 自称世界初のトレンクル通勤はこれでおしまいで、帰りはいつもの様に武蔵小金井駅からかえりました。今度は何処の駅から乗って何処の駅で降りようか、いろいろ開拓してみようと思いました。もっとも誰にでもできる通勤方法ではないですが、早朝時差通勤したり駅からバス利用の人だったら終バスも気にしないでいいし、これは「すぐに元がとれる」と考えたのはちょっとせこいかな?

おしまい


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