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パーソナルなランの記録
第11回ツール・ド・のと400
能登半島一周サバイバルサイクリング

実行年月日:1999年(平成11年)9月23〜25日
リポート:S

サイクリング大会に犬が


今年も頭をカラッポにして走れるツール・ド・のとに参加してきました。

コース:

一日目/松任海浜公園→能登ロイヤルホテル(昼食)→輪島市(泊) 148km
二日目/輪島市→内浦町総合運動場(昼食)→能登島(泊) 164km
三日目/能登島→志雄町(昼食)→松任海浜公園 123km

9月22日の夕刻 前日受付を済ませてから前泊の松任サイクリングターミナルに到着するが,一緒に参加の友人3人は未だ到着していない.うち2人は暴風雨の中の乗鞍界隈で唯一通行可能だった安房トンネルをなんとか通りながらも到着.一人は予定どおりに輪行にて松任駅到着,駅まで車でお迎えに上がり4人でJUSCO(SATY?)へ買物と夕食.就寝.

9月23日 余裕を持ってスタート地点へ到着.のはずだったが,Y氏が準備に手間取ったりで最後尾から出発.先頭が出発してから15分ほど経過してしていたけど,このころ会場に駆け込んで来る参加者がいたり,運送会社が運んできた自転車が数台残っていたりで結構おかしい.
最後尾スタートとあって,周囲は平和な人々だけどペースが遅く,最後尾スタートは失敗だったかと反省しつつ ”ナカヤマエッグ駐車場”に到着し茹で卵をいただく.初日はアップダウンが少なく距離も150km程度でのでノンビリムードで走行.元横綱輪島が取材に来ていた昼食会場を後してに富来休憩ポイントに差し掛かる手前,Z氏の後輪が”ぱ〜ん”と乾いた破裂音を残して大爆発.
ここまで来たら後は円山峠を登って下れはゴールの輪島なので,たんたんと登って下って輪島到着.今年は昨年のように暑くなく,風もなかったので楽々サイクリングで初日終了.宿は駅前旅館.あんまりうろうろすること無しに皆御就寝.


爆発したタイヤの検証中

9月24日Z氏は親戚の不幸により離脱し松任まで一人でサイクリング.パンクがスペア内で終わることを祈る.
昨日の反省から前の方でスタート.海岸線の細かなアップダウンと美しい風景を楽しみつつも膝をいたわりながら走ります.(今年はあまり乗ってなかったので回転力が落ちてて重いギアを使わざるを得ないのです.)途中の休憩ポイントで台風が接近しているとの情報を得て休憩時間短めに.昼食会場では,強風になると能登島に渡る”ツインブリッジのと”が通行止めになるかもしれない,との情報を得る.今日一番の立ヶ谷内峠を越え膝の不安も無くなり残り50km地点で一気にペースアップ.一緒に走っていたS氏と別れる.穴水チェックポイントも草々に出発すると運良く適度な集団(34〜36km/h)に入ることができた.暴風雨の中奇麗なフォーメーションで走り先頭が私の番に来たとたんに”ツインブリッジ付近の登り”に突入.適度なペースで先頭を引いて行くと,平地ではあれほど足の揃った集団だったのに,一瞬にして粉々になってしまった.みなさんゴメンナサイ,そしてありがとうございました.
ツインブリッジを無事渡り,能登島進入.ゴール前数キロで先行していたY氏を抜き,さて”右折してゴールだ”と思ったら誘導されずに,なぜか直進して登りに突入.台風の影響でゴール地点が海岸線の公園から内陸の役場に変更されていたそうな.今年も美味しい大漁鍋をいただく.ツインブリッジは強風で以後バス輸送になってしまい大量のバス輸送者も遅れて到着.今日の宿は”祖母ヶ浦(ばがうら)”の民宿.暴風雨で建物が揺れながらも御就寝.


能登島大漁鍋

9月25日 最終日 最初の70kmまでは楽しい海岸線,後の50kmはスタート地点までの交通量が多いリエゾン区間,とはっきりしたコース.と思っていたら大通りを避ける場所が2箇所新設されており,昨年よりは面白いコース.
昼食前の県境の峠で奇麗な女性に手を振って応援してもらったのが不思議だったけど,そんなこんなで,なんとかゴールにたどり着いて今年のツール・ド・のと400は幕を閉じたのでありました.閉会式で知ったのですが,その女性とは体験取材でお笑い2人組と来ていたTV取材中の嘉門洋子嬢でした.

来年参加しようかと思ってる人へのアドバイス
・たまには用意されたサイクリング大会に参加するのも良いものである.
・途中の食事,宿泊場所は完全な準備がなされているので,走ることに専念できる.


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